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December 24, 2002魔法使いと技術者とベルセルクの最新刊は従来のファンタジーっぽくなっています。これを読んでいて思いだしたのですが、わたしは子供のころ魔法を使えるようになりたかった。 とは言っても私は、「世界には目に見えない風の精霊がいて、古文書にかかれた呪文を唱えれば、風を自由にコントロールできるのだ」、なんてことを信じたりはしない子供でした。その頃(小学生かな?)の私には、世界は誰かが動かしているコンピュータの中の仮想世界であるに違いない、という仮説があったので、そのコードをクラックすることができれば自由に魔法が使えるのではないかと思っていました。 (幼稚園のころだったか、積み重ねた植木鉢に水を流して遊んでいたら、とつじょ「私はコントロールされた世界の中の住人で、まわりにいる人たちも全てロボットのような登場人物にすぎず、いつか本当の世界で目覚めたりしてしまうんだ、こわー」という観念が頭の中に浮かんだショックは今でもおぼえています。でも「だとしても、どんな違いがあるのかね?」ということにすぐ気付いたのでショックではなくなりましたが。) というような幼児体験と関係があるのかないのか分かりませんが、いまでも物事の仕組みなどは知らずにはいられない性格です。おかげさまで、いまでは技術者のはしくれとして、不思議なシステムを操ったり、不思議なものをつくったりできるようになりました。森の中の塔に住む謎の魔法使いとはいきませんが、けっこう近いところまで来ているかな?っておもいます。 このままシステムの複雑化がすすみ、かつ、ユビキタス:-)な社会になれば、魔法のコードを知っている人はどんどん色んな魔法が使えるようになるかもしれませんね。ある技術について深く知っている人をwizardと言いますが、その力を悪用すれば現代の異端であるクラッカー(またはハッカー)になります。アーキテクチュアをめぐる権力争いは、多神教の魔法使いと、一神教の神官との戦いとも見ることができるでしょう。[ここでCathedral(大聖堂)という比喩がいきてくるのか?] 医者と弁護士は、人体/法律という複雑怪奇なコードを独占的に扱う商売として、現代の魔法使いの一つのありかたです。ただし免許によって守られ、かつ、力を大きく制限されたギルドの魔法使い(または彼らが一神教の神官なのか?)にすぎませんが。 コンピュータがこれから、 まあ、私は束の間であっても、インターネットという魔法の国のなかで、少しだけ魔法を使える自由な技術者の端くれであることで幸せを感じているみたいです。 Comments
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