November 20, 2003

どうやって金を稼ぐか

この数年、私の頭にあるのは「どうやって金を稼ぐか」という一つのことに尽きる。

とにかく私には、正しいかどうかは別として、以下のような信念がある。
1. わたしには仕事をこなす能力がない。ぜんぜん。
2. けれどソフトウェア技術者としてなら、少しはできる。
3. ソフトウェア技術者は参入障壁が低いために、どんどん過当競争になる。

で、さらに明らかな事実がくわわる。
1. もはやソフトウェア製品の開発はprofitableではない。
2. それゆえ技術に特化するのはPh.D.相当の研究者レベルの仕事となり、(たとえばオープンソース開発NPOのリーダー開発者とか)
3. そうでない人々は対人能力やビジネス処理能力にたけた仕事をこなす。
4. どちらもできない人は、職にあぶれる。

すなわち、私はこのままでは職にあぶれる。
恵まれているのは自宅が相続できるということであり、当面はホームレスにならないことだ。

さて、ここでどうやってお金を確保するかが問題になる。

戦略1.
自宅からできる仕事を最大限こなし、出費を限りなく抑え、相続分を含めて最低限生きていけるレベルのFincancial Freedomを目指す。これは恐ろしく退屈で、私のようにリスクや環境変化を好む人間には受け入れがたいのではあるが。けれども、持ち家+アパートの相続税とそれからの生活費を稼げば良いのだから、わりと現実的な作戦ではある。

戦略2.
なんとしてでも学位を取得し、食っていける頭のいい開発者を目指す。しかし私は、競争や試験に耐えられない人間なのであった。だからdissertationを書くプレッシャーや、tenure trackを競うようなことをしたらストレスに負けるのは明らかである。ビジネスをやってみたい気持ちはあるが、やはり自信が無い。

戦略は無し:
こないだ読んだharvard business reviewによれば、キャリアパスを決めるときは、深く考えるよりも試行錯誤をして細かいリスクを少しずつとるのがいいそうだ。というわけで、戦略は無し。

何を考えているのか:
なんとかしてprofitableなソフトウェアやサービスやシステムを考えられないかと思い、そればかり頭をひねっているのだ。それができれば自分の会社をprofitableにすることもできるかもしれないし、できなければ今の非常勤ポストは失われて失業者になるだろう。

だから、だから、だから頭のなかはどうやればprofitがあがるか、どうやれば面白いアイデアを形にできるかということでいっぱいなのだ。でも、私は頭が悪いので、どうにもならないのだ。悲しい。という発想はよくないな。未踏で金を稼げたのだから、またそのうち金を稼ぐチャンスもあるかも。でもprofitをだすというのは厳しいことです。

でも考えすぎのせいで、実行にうつす暇がなかったりして、それこそ下手な考え休むに似たりですね。手を動かさなきゃ、がりがりコードを書かなきゃ。でも、それがいちばん苦手だったりして

Posted by arai at November 20, 2003 09:45 PM
Comments

自分もいつかは職にあぶれるのではないかと、漠然と考えています。
会社で働いてると、現場は若い人中心ですし。
年寄りでも違和感なくて自分向きという都合の良い職を考えないといけないんですけど、
なかなか難しいです。

Posted by: ymd on November 21, 2003 11:25 PM

僕もつぎの仕事 - テクニカルな仕事に限らず - について
いつもおもっています。自分はプログラミング以外でどうやって
社会と継っていけるのだろうかと。

やっぱりパッピンス屋でしょうかね。他が参入する前に竹下通りあたりで。

Posted by: itojun on November 24, 2003 02:54 AM

おお、二人は同じ会社ですよね。
優秀なエンジニアの多い企業ほど危機感があるように思う。

ぜひ一緒にパッピンス屋やりましょう。
節操無く、台湾かき氷を併売してもいいな。

Posted by: arai on November 27, 2003 06:51 PM

同じ会社ですね。

パッピンスというものを見たことがなかったので、調べてみたら。かき氷なんですね。
なるほど。

Posted by: ymd on November 28, 2003 03:41 PM

貴兄から「新平さんは人間関係を調節(?)していくだけで一生食べて行かれますね」(大意)などと言われたことを覚えています。どうやらそのようだ、という感じが最近どうもひしひしとする、、

/ 先日、百式管理人氏の開いた「忘年会議」に遅刻して、管理人氏にご挨拶もできぬまま終了の憂き目に遭いましたが、「一つの行動に複数の意味を持たせることで行動の心理的コストを下げる」練習中ということもあり、厳しい予算を勘案して目に付いた飲み屋さんというか割烹?に入りました。見知っているところは何箇所かあったのですが、、

/ 味の割りに大変おいしかったというかおいしい割りに安かったというか、満足しました。4000円でお釣りが来たのですが、うち菊姫という日本酒二合で1300円なので、焼き鳥七本とマグロの頭刺し、、ありゃ、いまみたらマグロのどこかの煮付けが会計票に載ってない、、とお通しだけなら安いものです。

/ しかもおまけがつきました。メモを見ると「自家製ピクルス、煮込み、キクヒメ」となっていて会計票と違うなあ。。

/ 年のころ45歳くらいの給仕の男性と最後にお話をしたのですが、
1)彼がオーナーだった、フランス料理を20年やっていた
1−1)他に別系統の料理屋さんをみっつか?経営しているが、おしえてくれなーい
2)厨房にいた人は年のころ28歳の若い方だけれども、彼はイタリア料理を10年

/びっくり。

/今度食いに行きましょう。。

/四川一貫でしたか、あそこはおいしかったッス確かに。でもまあ、あれだな、IFCだっけかのメンバーのごとく、なんだろう、年越しアジャンタという話も聞きますが、関係ないのかな、どうも俺とはなんだかな、という。。UNIX Userの彼氏は元気かな 六角橋に住んでいたと思ったが。

/痛風さん御用達の四谷の飲み屋さんというのを、いつぞや貴兄が鰐で尋ねていたのにおれとおがちゃんはいわないことにしましたが、いま言いましょう。いまさら手遅れとも思いますが、「コアラ」といいます。それを漢字表記したもの、具体的な文字列は忘れました。ごめん。

//注。UNIX Userだの六角橋だのなんのこと!?だから新平さんは躁状態なのだ、と思われるかもしれません。俺の答えは「わかる人、もしくは心当たりのある人にハハーンと思ってもらうための意図的なあいまい表記である」。

//切込隊長山本一郎が、同時多発テロの頃にインターネットサーベイmlに、萩原管理人の制止を振り切って何度も不正規投稿をしたのはそれだろう、といまは思っています。あるいはそう思わせるため。。

Posted by: 松田新平 on December 20, 2003 06:49 AM
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