December 27, 2004

傷は乾かさない

これまで傷は、消毒して乾かすというのが治療の常識でした。しかし、それは大きな間違いであったようです。新しい創傷治療というウェブサイトでは、傷は洗浄したのち閉鎖被覆材でコーティングすることで、かさぶたを作らずに早く治療するという方式が紹介されています。痛みも少なく、早く治り、傷跡も目立たなくなるといわれています。

バンドエイドでも傷パワーパッドというハイドロコロイド閉鎖被覆材を販売しています。やはりここでも傷口は消毒しないということが薦められています。

なぜ傷口を乾かさないといいのでしょうか。それは細胞などは乾くと死んでしまい、傷が治りにくくなるためです。また傷口から出る浸出液には、傷の治りを助けるさまざまな働きがありますので、この液を長く保持できるほうが良いのです。かさぶたというのは壊死した組織であり、傷の治りを阻害すると考えられています。

なぜ傷口を消毒しないのでしょうか。それは皮膚や空気中には沢山の細菌がおり、表面を少し消毒したとしても何の意味もないからです。人間には傷口から細菌を排除する仕組みがあり、水道水で洗浄することで汚れを落とせば充分であるといわれています。消毒剤は細菌だけでなく、人間の細胞を破壊しますので、傷の治りを悪化させてしまいます。

hydrocolloid.jpg
これはシンガポールで購入したhydrocolloidパッドです。8枚で16SGDくらいなので、あまり安くなかったです。バンドエイド傷パワーパッドを買っても同じですね。

Posted by arai at December 27, 2004 02:39 AM
Comments

バンドエイドの宣伝に3倍早くキズを治すとありますね。
画期的ですね。

Posted by: ymd on December 28, 2004 01:58 AM

本屋で目について、立ち読みしたことありましたが、
Webサイトがあるとはいいですね

Posted by: hon on January 3, 2005 03:38 PM
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