August 03, 2005

お金のもたらすもの (2)

ある一線まではお金のもたらすものは明確です。私にとって、いつでも好きなときに好きなものが食べられるということが重要なラインです。福岡では終電後にタクシーにのってもたいした金額にはならないので、自由に飲食をして楽しむということがずっと容易になりました。東京だと、タクシー代を含めるとすぐに1-2万円がかかってしまいますからね。

私の友人の藤森君はお金があれば恋愛に有利だといいます。たしかに生活に困窮している状態では恋愛どころではありません。しかし私が重要なのは、お金よりも「お金がもたらす経験」だとおもいます。飲食やら海外旅行やら洋服やら、ある人がどういうものを経験したかということは、外部から容易に観察可能です。そうした経験は恋愛をするうえで大きなプラスになります。

東京の単身者で年収500万円、そのあたりを超えると、お金のもたらすものは見えにくくなってきます。貯蓄をしたとしても、その貯蓄を活かすだけの時間がなかなか得られないのが現状です。仕事をやめて海外旅行などもいいでしょうが、それによるキャリア上の不利をうめるほどの貯蓄をするのも難しいものです。

ぼくがいま稼いでいるお金は、自分の能力(アウトプット)を高めるためのお金です。それによってお客さんや社会にたいして貢献しなければなりません。とはいえ、お金によって能力を増強するのはなかなか難しいのも現実ですね。優秀なスタッフなどを集め使いこなすのは、お金も大事ですが、お金だけの問題ではありません。

とりあえずRuby ConferenceとAYE Conferenceに参加して、また知見をえられればいいなあ、と考えています。

Posted by arai at August 3, 2005 09:41 AM
Comments

”お金があれば…”。お金がもたらすものって限られていると切々と感じる。そもそも”お金”とは、単なる交換手段。そもそも貨幣価値すら信頼に値するとはいいがたい。資本主義社会のみ通用する交換手段ということと、資本主義社会が永続できるか否かを考えると、これまた頼りがたい。
1にあげている”いま若者が抱える将来不安はクレージーなほど”。27歳のわたしからみたら若者よりも、己はレールを外れていないと考え、誰かの”将来を約束”という言葉を鵜呑みにしてしまっていた団塊の世代こそが将来不安に対するクレージーさがあるようにみえる。
とにかく、外見なんてどうにでもなる。
金銭的価値と世俗的価値だけでしか購入意欲をそそらないものほど、手に入れたとき空虚なものはない。

Posted by: katsumi on August 10, 2005 09:51 PM
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