ビンラディンとヒロシマ
ビンラディンとヒロシマ
パルヴェーズ・フッドボーイ著
狂信的な憎悪に駆り立てられた影のようなグループが、核分裂性物質を求めて地球の上を走りまわっている。彼らは急いではいない。彼らには時間があるのだ。彼らは、いつの日かアメリカという要塞を打ち破ることを疑うことなく信じているのだ。その日は今世紀の終わりまでにやってくるのだろうか? それとも、もっと早く?
宗教的狂信者たちが核攻撃を計画しており、いずれ彼らは成功するだろうと認めるとすると、いったい、その先に何があるのか? 世界は、報復と再報復のくり返しの、底知れぬ奈落にまっさかさまに落ちていくであろう --- その奈落のおそろしさは人間の理性には理解しえないものだ。合衆国は誰に対して報復をおこなうのだろうか? メッカを核攻撃するのか? それともムスリム諸国の首都を? 国民がさらなる攻撃を恐れるようになると、合衆国とその同盟国は何をするだろう? 合衆国やヨーロッパからムスリムを追放するのか、それとも、第二次大戦中に日系アメリカ人たちにしたように、彼らを収容所に集めるのか?
Posted by arai at August 13, 2005 02:25 AM