Rozerem - 全く新しい睡眠薬
武田薬品工業がアメリカで販売を開始しているRozerem (一般名Ramelteon)は、全く新しいタイプの睡眠薬です。
現在、主流となっている睡眠薬とは異なり、メラトニン受容体に結合して睡眠を導入します。メラトニン受容体は、体内時計をコントロールすると考えられています。これまでの睡眠薬には依存性や乱用の恐れがあり、向精神薬として規制を受けていましたが、Rozeremには依存性も乱用の恐れもなく、向精神薬に指定されていません。
メラトニンそのものの製剤は、これまで米国でサプリメントとして販売されていましたが、医薬品として試験されたことがなく、効果が確かめられてきませんでした。最適な用法・用量なども不明なままでした。その点、Rozeremの効果は臨床試験によって確認されています。
Rozeremは米国では2005年から発売されていますが、日本では今に至るも発売されていません。武田薬品が開発した薬が、米国で売られ、日本で発売されないというのは残念なことですね。
私はこれまで個人輸入して使ってみましたが、とても効き目が穏やかで、効いているのかどうかわからないくらいです。しかし連用しても安全ということで、安心して利用することができます。値段が高いので、早く日本で健康保険が使えるようになってほしいものです。
ニュースリリース: 不眠症治療薬ROZEREM™(TAK-375)の米国における販売許可取得について
Posted by arai at November 24, 2007 08:33 PM